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ハノイ(その2) 1日目 2016-04-24 [海外旅行]

ハノイ 1日目(到着日)



2泊4日の強行スケジュールでのハノイ出張、取引先の案内の助けもあり、濃厚な滞在とすることができた。

DSC04005.jpg(写真データを見ると16:11、まだ交通量は少ない)
ノイバイ国際空港からは取引先の車に乗せてもらいホテルへ。4月でもハノイは非常に暑いと注意されていたものの、それ程暑さを感じなく30℃にも達していない位か。それよりも猛烈な排気ガスで空が曇ったままであり、私が飛行機から眺めた分厚い雲は、実は大気汚染によるものだということが分かってきた。

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いくらベトナムとはいえ、4月という時期は私の大好きなアジア特有の肌にまとわりつくような蒸し暑さを感じることもなく、少し拍子抜けしたことを覚えている。猛烈に暑くなるのは1~2か月後、『40どを、こえます、ほねまであつくかんじます。』とは現地取引先担当者、D君の言葉。
(ちなみにD君、彼も技能実習制度の経験者。日本滞在中に日本語検定試験のN-2に合格、更に人物的にも優秀であるため、ハノイで日本企業の関連会社に就職できた程だ。私のような日本企業との取引はもちろん、通訳兼ガイドと非常に頼りになる存在だった。)

FORTUNA HOTEL HANOI



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滞在先はFORTUNA HOTEL HANOI(フォーチュナホテル ハノイ)、ハノイでは高級ホテルに位置づけされており、部屋も清潔で非常に快適。

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ベトナムの高級な場所では温水洗浄便座(いわゆるウォュレット)ではないが、シャワーが便器の真横についていてこれでシャーとやるそうだ。水の勢いは結構ある。
(ひょっとしたらトイレ掃除用で用途は違うかもしれない。ただ私は何度もハノイを訪れている人からそう聞いた。)

いろんな意味で安心のいろんな意味とは・・・



このフォーチュナホテルは軍の高官の天下り先にもなっているため、【いろんな意味】で安心できるホテルとなっている。

宿泊客は主に日本人ビジネスマン・観光客が多く、夜になると地下のクラブ(カラオケ)には一夜を共にする相手を求めて多くの娼婦がやって来る。
客の前にずらりと並んだ、きらびやかなドレスを着た彼女たちは猛烈に自身をアピールする。目が合うと飲みこまれそうな勢いの子もいるくらいだ。

夜のシステム



選ばれた子は選んだ側の男性と、隣に座って相手をするだけ(カラオケボックスの中・金額不明)、ショート(部屋で2時間・1万円台前半)、ロング(部屋で朝まで・1万円台後半)の交渉をさりげなく、熱心に始めることとなる。一晩でハノイの平均月収の半分近くを得ることができるため、アピールにも熱が入るようだ。
【色んな意味】で安心である為、このホテルに限っては【部屋へのお持ち帰り】は公然となっており、気に入った子がいればママさんに伝えて男性は先に部屋へ、女の子はドレスから普段着に着替えて部屋を訪れる。というシステムとなっている。料金はママさんでも女の子にでも、どちらに支払っても可能。

このホテルのエレベーターは、ルームキーをタッチさせないと自分の階のボタンを押せないようになっている。当然ルームキーを持たない彼女たちが部屋を訪れることができることも、ホテル全体でそのような仕組みが出来上がっていることの証でもある。

更に、娼婦とはいえ女性を買うことに抵抗を感じるならば、別の手段として彼女たちの【時間】を買うことも可能となっている。お金は払うが一夜を共にせず翌日の仕事を休ませる方法だ。彼女たちの休業補償という名目でお金を支払い、ハノイ市内を観光案内してもらう。そういったことも可能であり、人情に厚く人懐っこい彼女たちは、通り一遍のガイドではなく、楽しんでもらえるような案内をしてくれるようだ。

私がどうしてそこまで詳しいかというと、嫌でも説明されるから。『今夜どうします?』と。このような場を喜ぶ日本人ビジネスマンがいること、そして連れてきてくれた取引先に感謝し、さらにビジネスが広がっていく事実もあるからだ。

マッサージ、親睦会、そして・・・



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話を戻すとして。ホテルに到着後、荷を解いてシャワーを浴びた後は、マッサージ店に直行。決して怪しい店ではなく健全店。基本的に個室ではあるが、個室といっても訪れた人数全員が入ることのできる大きさの部屋に通される。周りに無関係な人はいないため、マッサージを受けながら仕事の話もすることができる。

この時の私は酒を飲んで飛行機に乗っていた為、足を中心に全身のむくみがものすごかった。ベトナムにはツボの概念がないため、もむ・押す・引っ張る・叩く、これを全身にかけて行われるが、案外気持ちが良い。『オニーサン、イケメン、オトコマエ、ウツブセ、アオムケ』と片言の日本語で伝えてくる。

気持ちが良いことは良いのだが、熱心にマッサージをしてくれる女の子の掌のザラザラ加減が嫌でも伝わってきてしまう。生きていく厳しさにも思えてしまうと同時に、目が合うたびに屈託のない笑顔で、『イタイ?キモチイイ?ビールオイシイ?』と何度も聞いてくるので考えるのを辞めてしまった。ほぼ1時間、体中をもみほぐされ(バラバラにされた感もあるが)終了。
チップを払うべきか迷っていると待合室に通され、お茶を飲んでいるうちにD君が支払いを済ませてしまったので、結局は分からないままだった。

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マッサージ店から外に出ると始まっていたのが夕方の渋滞。このバイクの海を見て私もようやく嬉しくなってきた。四方八方から聞こえてくるクラクションの音、これがハノイの息吹にも思えてしまう。

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車道が走れないなら歩道を行けばいい、クラクションも『どけ!』ではなく『通りますよ』とも聞こえてしまう。ヘルメット着用が厳しく義務化されたのか、前回訪問時よりノーヘルの人が減ったように感じる。

そしてこの日は金曜日でありベトナムの国民の祝日、3連休の初日とあって交通量も増えているようだ。

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そして交差点、青丸の交通整理の警官がバイク二人乗りを注意。その後部座席のノーヘルの男性を、シートから引きはがすような形でバイクから降ろしていた。
日本のように、『はーい、そこのバイク停まって』なんて悠長なものではなく、文字通り青丸の警官が、走ってるバイクの後部座席の人(赤丸)を引きはがすような感じで降ろしていた。

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そして、この程度の大きさの交差点なら、渡ることができるようになっていた私自身に嬉しくなってしまった。D君という心強い保護者の存在もあったが、何か【一人でできた!】という感覚に包まれるのは、旅特有のものであり、異文化に身を置く実感がさらに深まる気がする。
たかが交差点ぐらいで、と思われるかもしれないが、ハノイのバイクの洪水の中を渡ることができると妙な嬉しさを感じてしまう。決して急な動作をしないこと、なんとなく流れに身を任せておけば相手が避けてくれるのだ。怖いからと言って立ち止まると逆に危ない、もし怖いようなら軽く手を挙げ渡っていることをアピールすれば尚更安全となる。
D君も私たちを案内する時は、車(バイク)が来る方には顔を向けずに軽く手をあげていた。お互い見てしまうとどちらに動いていいか分からないのだろうか、『俺、渡ってるから。突っ込んでくるなよ。』な雰囲気を出していた。

ハノイの交通事情には、自転車⇒バイク(原付)⇒バイク(Vespa等のお洒落な原付)⇒自動車とステップアップするようだ。特に同じ原付に乗っている人でも、制服を着ている人は良いバイクに乗っている割合が多い。制服が支給されるような給料が良い会社勤めの子は、少しお洒落なバイクを買うとのこと。

ただこの日は祝日、企業も休みのためその違いを見ることはできなかった。

キノコ鍋 ASHIMA



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1日目の夜はキノコ鍋で有名なASHIMAへ。lẩu nấm thiên nhiên(天然キノコ鍋)で有名な店のようだ。
日本在住のベトナム人からも、『ハノイにいったら、たべてください。わたしも、きのこなべを、たべたいです。ほんとうに、おいしいです。』と言われていたくらい。ローカルフード食べ歩きもしてみたいが、他企業の担当者との顔合わせ、親睦会的要素もあり、落ち着いた料理店での食事会となった。

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本当にキノコだけ。ベトナムからキノコ料理を想像できない。日本人向けの高級料理店といった位置づけの店だろうか。

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料理の薬味として岩塩とガーリックパウダー、その他のスパイスを混ぜたもの。これが美味い!ペロペロ舐めながらビールを飲んでしまったくらいだ。

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ビアハノイで乾杯。

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本当にキノコだけ鍋だ。

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次はビアサイゴン。

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更にキノコ追加!
店の人が全て小鉢に入れてくれるので、私達は飲み、食べ、また初日ということもあり仕事の話で盛り上がることができた。
もちろんキノコ鍋自体も大変美味しく大満足ではあるが、正確にはベトナム料理ではないようだ。出汁が少し香草を感じる程度で、基本はきのこばかり。美味しく安心して食べられる店といった立ち位置なんだろう。
だからこそ、街を当てもなく歩きつつローカルフードを食べたくなっていく私自身の欲望が出てきたことを覚えている。

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腹が膨れてきた頃に、ウォッカが出てきた。ベトナムは社会主義国家、その為ロシアというより旧ソビエト連邦の影響を今でも色濃く残しており、ビールの次にウォッカを飲む風習が強い。日本人でいうウイスキーや焼酎のような感覚だ。
(ウォッカというとアルコール度数50%以上を思い浮かべるが、ベトナムのウォッカは強くても35%程度)

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酔い覚ましに少し外に出ると、意外なことに、そして私が大好きな蒸し暑い熱気がボワンと肌にまとわりついてきた。じっとしているだけで汗ばんでくる、日本の熱帯夜でも感じる夜の熱気。酔い覚ましのつもりが、ジトッと汗が出てきて別の意味で酔い覚ましにもなり、私は上機嫌だった。

電飾された店も通りも、どこかあか抜けていない。でも田舎臭いあか抜けなさではなく、ヨーロッパの洗練されたそれとはとは違う、自己主張の強いギラつき、行き交うバイクのヘッドライトがたまらなかった。そのバイクのほとんどが二人乗り、デート中の恋人同士だろうか若い二人連れが多かった。

2次会へ



そして2次回はホテルのクラブ(カラオケ)へ。ここでも多くの企業担当者も同行していたので、私も場をシラケさせるのもまずいと思い、隣に座ってもらう女の子は指名をした。そしてその前にD君に、『私は部屋に女の子を連れて行かないから、二次回が終わったら夜の街歩きに連れて行ってくれ。』とも頼んでおいた。
私だって健全な男、美しい女性、それこそ胸がドレスからこぼれ落ちそうな容姿の女性に隣に密着して座られたら意志が変わるかもしれない。

部屋に連れて行かないことが伝わる様に、英語の話せる子を選び、私が話をするとあっさり理解してくれた。それでも2次会が終わるまではしっかりとビールを注いでくれたり、肩を揉んでくれたりと不機嫌になる様子ではなかった。
周りの人はほとんど持ち帰りばかり(2人持ち帰る猛者も)、その動きに乗せられない様に、自分自身の意志を変えない様に、トイレではスマホでこっそり家族の写真まで見ていた。それくらい妖艶な女性ばかりだった。

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2次会が終わったのが22時頃。D君に案内してもらい私ともう一人の取引先の人の計3人で街歩き。ホテルの前の通りも交通量が少なくなっていた。

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そして少し狭い通りを歩いていると開店中の店も見えてきた。実はこの辺りの記憶があいまい。。。

中に入りビールとローカルフードを注文。

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ビアハノイや他のベトナムビールは冷えてないとのことで、ハイネケンを注文。冷えていないからと氷で冷やして飲むと、その氷で腹を下すことがあるという。おつまみで豚肉と耳を発酵させて、香草で包んで食べるものが出てきた。残念ながら名前は失念。

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ポロポロとこぼれやすいが、優しい味で美味しい。ベトナムで食事をした時にいつも思ったこと。それはしっかりと素材の味がすること。日本のように添加物をどっさり入れたものではなく、純粋に素材を塩胡椒とライムや唐辛子で食べていく。その美味しさが最高に思える。そういう意味では日本のインスタント食品よりはよっぽど安全に思えてしまう。
特に私は食品製造業に従事しているので、衛生面で神経質にならざるを得ないところもあるが、食の安全といった側面ではベトナムの方が安心できる気がしてならなかった。

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とてもいい時間を過ごし店のおじさんとも盛り上がり、2人で肩を組んで写真まで撮ってしまった。

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更に歩いていると、街中でよく見かけるプラスチックのテーブルと椅子の店があったので、入ってみた。店に入ってみたというのは間違いか、青空店舗、交差点の少し広いスペースに店が出ているような状態。

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茹でアヒルがオススメとのことで注文。この美味しさに本当に驚いた。もちろん鶏独特の臭みは残っているが肉の弾力が素晴らしい。日本のブロイラーと違い、地鶏のため歯ごたえもよく、チリソースや塩胡椒ライムに本当によく合う。

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大満足でD君にお礼を連発し、千鳥足で裏路地を通ってホテルへ。

せっかくの高級ホテルをリラックスして過ごす間もなく、シャワーを浴びただけで初日の夜は気絶してしまった。


2日目へ続く。


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